5・5・2利用増の想定

（1）想定方法

需要予測の一般的な手法のひとつである『4段階推定法』によって、旅客需要を想定するものとする。想定するフローは、（図5・5−1）に示すとおりである。

図5・5−1　旅客需要の想定フロー

（2）需要想定上の前提条件

1）予測の想定年次

バンコク〜チェンマイ間の施設改良が完了し、全区間において速度向上を開始する2003年を予測の想定年次とする。

2）ゾーニング

タイ国内で通常用いられている地域分類と県単位、また北線が利用可能と考えられる地域を考慮して、（図5・5−2）に示すようにゾーンを設定する。

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